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2011.10.12 at author:スポンサードリンク
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おでかけしたり、本の紹介をしたり。
通勤経路にあったねこのたまり場が、冬の間は誰もいなかったのに
最近またすこしにぎやかになりました。
お気に入りだった懐っこい茶トラの子は、餌付けしていたひとにもらわれていったと聞いて
安心するやらさみしいやら。
本でさみしさを紛らわせる作戦、ということでねこの本3冊。
■うちのまる
養老さんのとこのねこはぼりゅーみーな身体から発せられるマイナスイオンの量が異常です。
あら、なにやら親近感を感じる名前・・・。
■まこという名の不思議顔の猫
めったに鳴かないけど目と顔で語る、ぶさかわねこまこ。
ねこってこんなに表情豊かなんだ・・・!
■hatch!はっちゃん日記
キディランドでフェアをしていたりと関西では有名なねこですが、全国的にはどうなんだろう。
個人的にはねこのくせにツイッターをしているあたりがにくいなう(対抗)
http://twitter.com/hatchan_nikki
2010.05.29 at 20:11author:マル
タイトルを見て、「問題は本の中で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」
と思って本を開いてみたら、単なるケースワークではなくて、問題解決のフローや、
フレームワークの説明が目に入ったのでちゃんと読んでみました。
50個のビジネスの現場でありがちな問題を、どう解決するか考える一冊です。
本ではちゃんと正解にたどり着けるんだけど、実際は間違った行動をしてるなぁと
ふかーくふかく反省しました。知識は知恵にしないとだめね!
ざっくり問題解決の基礎を学ぶにはうってつけの本。
8割くらいは既知の内容でしたが、SWOTや3C,PPM,バリューチェーンなど、
フレームワークを使い慣れない身としては新鮮な部分もあり。
社会人1年目くらいが対象かなぁ。昔の自分に読みなさいといってあげたかった。
ここ最近読んだ本の中で、一、二を争う面白さでした。
茂木健一郎さんと、10人のクリエイターたちの対談集なのですが、
交わされる会話がとにかく素敵で。
何かのスペシャリスト同士って、分野が違えども通じ合う何かがあるんだろうなぁ。
こういう肩の力が抜けてて、ユーモアあふれる大人に憧れます。
うーん、しびれた。また読むっ。
2010.05.28 at 21:22author:マル
『財務3表一体理解法』の続編。
財務3表がわかるようになったら分析してみたい!というひと向けの入門書。
財務3表の表記や、計算式を平易にしてあるので、
色々難しいこと抜きにいきなり分析をはじめられるのがいいところ。
財務3表の分析だけにとどまらず、そのときの経営活動とリンクさせて解説してあるので
「新聞で読んだあの記事は財務3表のここに影響してるのか!」とプチ感動が味わえます。
どれも内容が深すぎて、コメントするのが難しいので載せておくだけにします。
ずっと前に悪友から不憫がられてもらった本。
恋愛下手なのは自覚してるの!草食系女子なの!うっさいなー!もー!と言いながら、読みました(素直)
こういう類の本を本屋で立ち読みしたり、電車の中で読んだりしているひとをよく見かけますが、
自分から手に取るのはなんだか気後れしてしまいます。なのでプレゼントしてください(素直)
内容としては、恋愛の技術を説く生粋のノウハウ本。
精神論はそっちのけで、気持ちのいいくらい「技術」のみにフォーカスしています。
恋愛の技術も仕事と同じで、PDCAサイクルをまわすことが大事みたいです。
あれ、恋愛って仕事に似てるの・・・?
恋愛が上手なひとは、仕事もできるひとが多い気がします。
でも、仕事ができるひとは恋愛上手かというと、そうでもないことが多い。不思議。
決算書の見方よりは、ビジネスの現場をどういう視点でチェックしているのかとか、
分析に必要な資料の入手経路が勉強になりました。
公認会計士の方が自分の勉強法や分析法を公開している本って意外と無いような気がします。
読者としてはそこが知りたいのにー(´3`)
決算書の見方云々に関しては、
このブログでちょこちょこ紹介している國貞さんの本の内容と類似している点がちらほらあるので、
國貞さんの本を読んだら必要ないかなぁとも思いますが、
國貞さんの本がちょっと難しく感じる人には、こちらをおすすめ。
2010.05.19 at 21:52author:マル
近くの図書館の司書さんは、きっとものすごく私と趣味のあうひとで、
「今月のオススメの本コーナー」に置かれている本がことごとく「この本読みたかった!」
とか、「こういう作家さんを求めてた!」とか発見のある本ばかりでちょっとうれしい。
とにかくはずれがないので、並んでいた本のうち適当に手に取ったのがこの一冊。
銀色夏生さんの『僕のとてもわがままな奥さん』。
これもおもしろかった。司書さんをリスペクトしました。
今回はアマゾンさんに頼らずに、あらすじを書いてみる。↓
誰もが羨むようなものすごーーーく美人のナオミさんを「奥さん」にしているちょっとさえない「僕」。
周囲にはさぞ素敵な生活を送っているんだろうと思われているだろうけど、実はその逆。
ナオミさんはちっとも料理なんてしないし、勝手にものすごい値段の指輪を買ってきちゃうし、
気分屋で、暴力なんてざらにふるう。そんな生活を「僕」目線で綴った小説です。
鬼嫁への愚痴を綴った日記みたいな感じなのかなーと思って読み進めていると、
「奥さん」も奥さんで悩みがあったり、ときどきかわいらしかったり。
「僕」もやられっぱなしじゃなくて面白い。
はじめは離婚するのを望んでいた「僕」がだんだんと悟り(笑)をひらいていきます。
―――僕は、それでもやはり、今、わりとしあわせなんだと思う。
人にはそれぞれのしあわせの形があるんだ。人と自分は違う。
自分のそれを見つけたら、もう人と比較したりしないで、
それをただ黙って大事にしたらいいんだよな。
こういう逆境(?)にあるときって二つ考え方があって、
一つは「ちきしょー!」って言いながら、良い環境に行けるように努力する。
もう一つは「これでいいんだ」と納得する。
どちらがいいとは一概に言えなくて、ケースバイケースだと思いますが、
「僕」のこの選択は果たしていいのだろうか。それは最後まで読んでからのお楽しみです。
2010.05.18 at 21:12author:マル
好きな人が愛用しているものとか、友達のオススメだとか、
作り手のこだわりに共感できるものとか、自分へのご褒美に買ったものだとか。
そういう物語というか、背景があるものって、無意識にリピートして通ってたり、
ずっと大事に使ってるなぁと思います。
こういう「物語というか、背景と言うか、なんだかそれっぽいもの」って
一言で何と表現するんだろうとむむむと考えていたら、
佐藤尚之さんがwww.さとなお.comで(http://www.satonao.com/)
書かれた文章にとてもいい表現が見つかったので紹介。
>その商品が纏っているコンテクストを我々は買う
おお!コンテクスト!そうそう!しっくりきた!
さらにこんなことも・・・(下記、同上サイトより抜粋)
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結局、味ってこういうコンテクスト(文脈)なんだよね。ストーリーと呼んでもいい。
レストランでも、もはやおいしさだけでなく、その店に辿り着くまでのストーリーとか、
あのヒトがオススメしてくれる店だとか、そういうコンテクスト(文脈)が大切。
そして全体の消費行動もどんどんそっちに移っていっている。
情報洪水&成熟市場の今、商品そのものの商品力ではなくて、
その商品が纏っているコンテクスト(文脈)を我々は買うんだな。
いわゆるモノよりコトってヤツだ。
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そう、モノよりコトなのです。
はー、もやもや考えてたこととどんぴしゃな文章に出会ってすっきりした。
さてさて、コトをまとうモノを紹介した本を2冊。
■日々の100
ここでも何度か紹介している暮らしの手帖編集長、松浦弥太郎氏の日々を彩る
100の品々を紹介した本。
ただものを紹介しているのではなくて、手に入れたエピソードだとか、
それが好きな理由だとかを、松浦氏のやさしい文体で紹介されているので、
松浦氏ファンはめろめろになる一冊だと思います。
■川島屋百貨店
『伊勢丹な人々』、『ビームス戦略』、『ブランドのデザイン』等の著書で知られる
川島蓉子さんによるオススメ商品紹介本。
日用品を紹介する、という大枠は『日々の100』と共通するところですが、
こちらはややコンテクスト控えめ。
百貨店が商品を紹介するというコンセプトだから、こういう紹介の仕方になってしまうのだろうけど、
『日々の100』を読んだ後に読むと物足りなさを感じてしまいました。
2010.05.14 at 20:30author:マル
ひとによって、「いとおしい」と思うものは十人十色でしょうけれども、
わたしにとっては「日常生活に溶け込んでいて、ずっと大切にしたいとおもうもの」です。
要は一生ものにしたいもの。
一生ものにしたいひとはたくさんいるけど、ものにはなかなか出会えません。
そろそろ一生ものとは言わないまでも、10年ものくらいの鞄が欲しい今日この頃。
■京都を買って帰りましょう。
職人の息づかいさえも感じられる、作り手のおもいのこもった雑貨たち。
ザ・京都!といったものではなくて、日常にすっと溶け込む京都発のいとおしい雑貨が
紹介されています。
■鞄が欲しい
万年筆画家による、鞄コレクションの画集&エッセイ。
紹介されているのは、イタリアの泥棒市で手に入れた鞄、誰もが知るブランドの鞄、
万年筆を入れるために特注で作った鞄…その他たくさん。
どのページからも、鞄への愛をひしひしと感じます。読んだ後、絶対鞄がほしくなる。
味のある万年筆画さることながら、お茶目なエッセイも素敵。
■ブイヨンの気持ち
「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載されている、糸井重里の愛犬・ブイヨンの日記。
犬と生きること、心を通わすこと、そして犬を愛することって、
こんなにもむずかしくて、たいへんで、でもこころが満たされて、幸せなことなんだなぁ。
「いのちを所有すること」への責任も考えさせられます。
これを読むと、私がペットを飼うのはまだまだ早いかなと思う。
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Photograph by MIZUTAMA